「かぞくまもる」とは?倒壊後も家族の命を守る後付けホールダウン金物

1. 木造住宅の倒壊原因「ホゾ抜け」とは
大地震で木造住宅が倒壊する原因の一つに「ホゾ抜け」があります。これは、柱の下部にある「ホゾ」と呼ばれる突起部分が、土台の穴(ホゾ穴)から地震の揺れで引き抜けてしまい、柱と土台が分離してしまう現象です。特に接合部の金物が不十分な古い木造住宅では、耐震診断の評点には現れにくい"見落とされがちな倒壊リスク"として指摘されています。
2. 「かぞくまもる」の仕組み:壁を壊さず、外側から緊結する
「かぞくまもる」は、住宅の外側から後付けで設置できるホールダウン金物です。基礎と柱をボルトでしっかりと緊結することで、ホゾ抜けや柱の分離を防止します。壁を解体する必要がないため、居住しながらの施工が可能で、内装を壊す補強工事に比べて費用や工期を抑えられる点も特徴です。ジョイント部やボルト・ナットは錆びにくいステンレス製が使われており、外壁の色に合わせて選べるカバー(オプション)も用意されています。
3. 耐震・制震と何が違う?対策の役割分担で考える
「耐震」は壁の強度を高めて揺れに耐える対策、「制震」はダンパーで揺れそのものを吸収する対策です。これに対して「かぞくまもる」が担うのは、柱と土台の接合部という"つなぎ目"を強化し、倒壊の引き金となるホゾ抜けを防ぐという、また別の役割です。壁の耐力をいくら高めても、接合部が弱ければそこから崩れてしまうことがあるため、耐震補強とあわせて接合部の対策を行うことで、住まい全体としての倒壊リスクをより下げることができます。
4. どんな住宅に向いている?導入のメリット
特に、壁の中の耐震補強工事まで大掛かりに行うのは難しいものの、接合部の弱さが気になる住宅や、費用・工期を抑えつつ倒壊リスクを下げたいという住宅に向いています。外側からの施工のため、住みながら工事ができる点も、生活への影響を抑えたい方にとって大きなメリットです。
5. まとめ:"最後の砦"としての備え
耐震・制震でどれだけ備えても、地震のリスクを完全にゼロにすることはできません。「かぞくまもる」は、万一の大きな揺れで建物にダメージが及んだ場合でも、柱と土台の分離という"倒壊への引き金"を防ぐ、いわば最後の砦としての役割を果たします。総合的な地震対策の一つとして検討する価値があります。
6. 「かぞくまもる」に関する「よくある質問(FAQ)」
Q. 壁の中の耐震補強をしていない住宅にも設置できますか?
A. はい。「かぞくまもる」は外側から柱と基礎を緊結する工事のため、壁の中の耐震補強の有無にかかわらず設置可能です。ただし、より高い耐震性能を目指す場合は、壁の補強とあわせて検討することをおすすめします。
Q. 外観への影響はありますか?
A. 外壁の色に合わせて選べるカバー(オプション)をご用意しており、外観への影響を抑えて設置いただけます。
関連情報:外付けホールダウン金物「かぞくまもる」
基礎・柱を緊結し、「ホゾ抜け」や「分離」を防止する「かぞくまもる」の製品詳細はこちらからご覧いただけます。
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