今日からできる地震対策チェックリスト!家具の転倒防止から住まいの耐震まで

1. 「地震対策」は3つのレイヤーで考える
「地震対策」と検索すると、防災グッズから耐震リフォームまで幅広い情報が出てきて、何から手をつければよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。地震対策は、大きく「①室内の安全対策」「②発災後の備蓄・避難対策」「③住まいそのものの耐震対策」という3つのレイヤーで考えると整理しやすくなります。①②は今日からでも取り組める一方、③は最も効果が大きいにもかかわらず後回しにされがちな対策です。
2. 今日からできる!家の中の地震対策チェックリスト
| 場所 | チェック項目 |
|---|---|
| 寝室 | 背の高い家具を寝る位置の近くに置かない。L字金具やつっぱり棒で家具を固定する。 |
| リビング | テレビや棚の転倒防止ベルトを設置。ガラス製の食器棚には飛散防止フィルムを。 |
| キッチン | 吊り戸棚に開き戸ロックをつける。冷蔵庫の転倒・移動防止対策をする。 |
| 玄関・通路 | 避難経路をふさぐ家具を置かない。スリッパや懐中電灯をすぐ取れる場所に。 |
3. 備蓄・持ち出し袋など、ライフラインの備え
水(1人1日3リットルが目安)や非常食は最低3日分、できれば1週間分の備蓄が推奨されています。あわせて、モバイルバッテリー、携帯トイレ、常備薬、家族の連絡方法を書いたメモなどをまとめた非常持ち出し袋を、すぐ持ち出せる場所に置いておきましょう。備蓄品は定期的に消費・入れ替える「ローリングストック」の考え方がおすすめです。
4. 一番大事なのに後回しにされがちな「住まいそのもの」の対策
家具の固定や備蓄は、あくまで「揺れた後の被害を減らす」対策です。しかし、地震対策として最も根本的で効果が大きいのは、建物そのものが倒壊しないようにする「住まいの耐震対策」です。特に1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅は、まず耐震診断でご自宅の現状を数値で把握することが第一歩になります。診断の結果に応じて、壁の補強(耐震)、揺れを吸収する装置の追加(制震)、倒壊してしまった際にも命を守る金物など、住まいの状態や予算に合わせた対策を組み合わせることができます。
5. まとめ:家具固定は今日、住まいの対策は今月中に
地震対策は、思い立ったその日にできることと、専門家に相談しながら計画的に進めるべきことの両方があります。まずは家具の固定や備蓄から始めつつ、住まいそのものの耐震性については、後回しにせず早めに耐震診断を受けることをおすすめします。
6. 地震対策に関する「よくある質問(FAQ)」
Q. 賃貸住宅でもできる地震対策はありますか?
A. はい。家具の転倒防止グッズの多くは壁や床に穴を開けずに設置できるタイプがあり、賃貸でも対応可能です。また備蓄や持ち出し袋の準備は、住まいの形態にかかわらず今すぐ始められる対策です。
Q. 耐震対策は何から始めればよいですか?
A. まずはご自宅がいつ建てられたか(新耐震基準か旧耐震基準か)を確認し、不安がある場合は耐震診断を受けて現状を数値で把握することから始めるのがおすすめです。診断結果をもとに、優先順位をつけて補強計画を立てられます。
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